脱殻の声
変わってくれ・・・
そう願い続けても
人の心は変えられない
人の心など変わらない・・・
欲しくない情報が
毎日教えてくれるだろ
世界は何度も繰り返す
同じ過ちを繰り返してるって
愚かさを
垂れ流す情報に
心は黒く染められて
いつの間にか染まる
俺達の汚れなき心は
諦めることを刻まれてゆく
壊れた心は
遠い昔に置いてきた
過去という雑踏の中へ
あの日の
脱殻だけを残して・・・
無くした自分
あの夜に剥がれて
脱殻だけが今を呼吸する
湿った部屋で
呼吸を繰り返しては
醒めてゆく命の意味
探し物は何だろう・・・
望みも知らず
願いも知らず
何も知らずに探してた
細胞が矛盾する
生と死の狭間で
喉の奥が焼けるような
痛みと疼きと声が生まれた
殻を脱ぎ捨て
何度でも生まれ変われ
俺は俺さ・・・
脱殻がそう静かに告げていた
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