深海の王
人並みに憧れを抱きながらも、
人を避ける習性は、
濁った空気を避けるように、
深く、
深く、
楽園を求める。
孤独こそが求める地なんだと、
ノイズ交じりの指令を解読し、
体が叫ぶ悲鳴を・・・
体が抗う拒否反応を・・・
朧気に残る理性を抑え込み、
これこそが、進化なんだとバグったプログラムが
上書きを繰り返す。
我こそが至高の極みだと、
自分を愛せども、
所詮は孤独の王。
制御不能のコンピューターが俺を退化させる。
我は深海の王。
人並みに憧れを抱きながらも、
人を避ける修正は、
僅かに残った理性の証。
異形を嘆き、元に戻りたいと叫ぶ者。
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