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2009/06/14

濁音

心で叫ぶ声はいつも濁っていた・・・

隠していた心
塞いでいた心
閉ざしていた心

本当の心が洩れ出している

魂が雲に隠れたまま・・・
土砂降りの心で愛想笑いの器が
無音の夜に亀裂を増す

強いことは知っていた

厳しくも心豊かな人たちの教え
今頃気付き始めて
紅い満月に別れを告げた

器の中の酒を飲み
月日の重みを噛み締めながら
己の熟成に酔いたいのさ

だから
今はそっと毛布で包んで・・・
この温もりだけでいいから
せめて
夢に溺れたままでいさせてくれ

さよなら・・・
楽園を追われた妖精達
豊かな時代に置き去りの刻

忘れてはいけないものが心の中にある
日々磨いてゆけ
魂の器を・・・

魂が濁音を奏でぬように・・・


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