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2009/06/12

鋭角ボイス

手首を伝い
止め処なく流れる血が
俺を染めてゆく

赤く
紅く・・・

薄れゆく現実と
甦る過去の走馬灯の中で
夢の残骸を見た・・・

思い描いた俺は
こんなにも輝いているのに・・・

嗚呼
鍵盤の上を流れる指先が
固着していくような違和感で
現実に引きずり込んでゆく

世界が俺を見放したのは
自身を闇で包んだからなのか・・・

もう一度歩き出せるなら
諦めたりしないのだろうか?

世界を俺が突き放したのは
見たくないものが多すぎるからさ

儚き今よ
俺に明日はあるのだろうか・・・
後悔とは償い
残りの灯火は懺悔に捧ぐから

夢の残骸
鋭い声で胸を刺す叫びが
諦めの悪い俺を痛めつけてゆく

俺にも明日があるなら・・・

生きてやる
その場所へと歩くために
躓きながらも進む事諦めないから
俺にも明日をくれ・・・

世界が俺に微笑むのは
甚振りながら嘲笑うためだとしても
生きてやる
その場所へと歩くために

胸を刺す鋭い声が響いていた・・・

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