2008/05/12

称号

俺が欲しいのは、

金で買えるものじゃなく、


そう、

俺が生きてきた証。


誰もが答えを求め、

辿り着けない理由をいいわけにして、


辿り着かずに死んでゆくのか?


悲しすぎるだろ・・・


辿り着いた答えが、

正しいのか、

間違っていたのか、


それとも、

辿り着けないのが答えなのか?


俺の生きる意味を教えてくれ。


世界よ・・・

俺を必要だと言ってくれ。

辿り着けると言ってくれ。


これからも歩き続けるから・・・


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2008/05/09

下心

黒くなる。

俺が黒く汚れてしまうんだ。


優しくなんてないよ。

俺にあるのは、優しさなんかじゃなく、

それは、ただの下心。


優しくすればするほど、

解からなくなってしまうんだ。


優しさの意味が・・・


見返りを期待して繰り返す偽善者の未来に、

幸せはくるのだろうか?


それとも、

皆は、下心を優しさと呼んでいるのか?


濁る。

俺が濁っていく・・・


濁った慧眼で睨んだ先には、

きっと、


本当の優しさを見つけることができるだろう・・・

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2008/04/28

蜘蛛の糸

君はもう、逃げられないよ。

君はもう、逃げられないんだよ。


絡みついた糸は、

もがけばもがくほど、

食い込んでいくのさ。


君はもう、僕のものだよ。

君は僕に食べられるんだよ。


君はもう逃げられないよ。

君はもう逃げられないんだよ。


君も本当は食べてもらいたいんだろ?

僕に食べてもらいたいんだろ?


君は怖くないのかい?

君は逃げたくないのかい?

君は食べられたいのかい?


君は怖いだろ?

君は逃げたいだろ?

君は食べられたくないだろ?


怖いと言え。

逃げたいと言え。

食べられたくないと言え。


本当の心の声を聞かせてくれよ・・・


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2008/04/26

足掻いても

足掻いても、

足掻いても、

足掻いても・・・


所詮、下水を這いずり回る溝鼠なのか?


薄汚い、

薄暗い、


陽のあたる場所に出ることは出来ないのか?


悪いことをしたわけでもなく、

人に迷惑を掛けたわけでもなく、


ただ、生きているだけなのに・・・


嗚呼・・・

この劣等感を消してくれ。


何も変わらないのに・・・


生きてるという事には・・・


大金持ちだとか、

学歴が高いとか、

いい職業だとか、

かっこいいとか、


他人と見える部分だけを比較して、

自分を卑下しながら生きることはもうやめろよ。


肩書きが幸せになるための切符だなんて・・・

俺は認めない。


認めたくはないのさ。


だからこそ、


俺は足掻くのさ。


今日も、

明日も、

明後日も、


俺が、俺を認められる何か・・・


その何かを手に入れるために。

誰もが皆、

今日という日を生きている。

幸せなる日々を求めて・・・


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2008/04/18

砂の城

俺が心を込めて作った砂の城は、

いつも、あと一歩。


時々来る大きな波で、

一瞬にして崩れ去る。


俺を試しているのか?

諦めろ、

諦めろ、


もう、諦めて楽になってしまえよ・・・と。


また、一から創めるのは誰だって楽じゃない。

だけど、

崩れた砂の城のままじゃ、

俺は、自分を誇れない。


俺が俺であるために、

崩れたままじゃ終われないのさ。


折れた心は、ゆっくりと癒せばいい。

もう一度立ち上がったのなら、

前来た波の少し先から、

砂の城を作っていこう。


崩れども、

崩れども、

何度でも立ち上がれ。


いつの日か、俺の砂の城は完成するだろう。

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2008/04/11

知らない

知らない。


俺は、

俺のことを何も知らない。


俺は何をしたいのか?

俺は何を食べたいのか?

俺は何を見たいのか?

俺は何を話したいのか?

俺はどんな女性が好きなのか?


俺は、

俺のことを何も知らない。


俺は、

今、

幸せなのか?


周りのことはよく見えるのに、

自分の事が見えない奴が多すぎる。


幸せは、

誰も与えてはくれない。

自分の幸せは自分で見つけるしかないのさ。


偽りの幸せに、

今を捨てる位なら、


もっと自分を見つめてみろよ。


すぐそこに、

幸せはあるのかもしれない。


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2008/03/24

目覚めの時

いつからだろう・・・

人の瞳を真っ直ぐに見れなくなったのは。

いつからだろう・・・

人の瞳を逸らすようになったのは。

自分自身に嘘をつき、

妥協の幸せで無理やり納得させてきた。

起きてもいない不安に怯えながら、

未来の保障をいいわけにして、

小さな安心で幸せな気になっていた。


こんなの俺じゃない・・・


幼き頃に描いた未来の俺は、

明るく、強く、逞しく、未来を切り開く者。


今の俺は・・・

失敗を恐れ、立ち止まる臆病者。

過去ばかり振り返り後悔する臆病者。

甘い幻想に溺れる臆病者。

もう、目を覚ませよ・・・


幼き頃に描いた未来の俺が、

夢の中の住人であってはならない。

現実の世界の俺が、俺であるために・・・


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2008/02/08

無言の別れ

出会った頃から別れる予感はしていたよ。

あの日、

心の中で「さよなら」と、

無言で振った手の、

重さを僕は忘れない・・・

今日が最後だと知らない、

無邪気な、

君の笑顔を見れなくて、

僕は振り返らなかった。

振り返れなかった・・・

嗚呼、

もっと強くなれ。

弱い俺では、人は愛せない。

君を遠ざけてしまったのは、

弱き俺の罪・・・

嗚呼、

雪よ、

俺の暗く、濁った心に降り積もれ。

この街の、雪が消える頃、

逞しい芽が鼓動をはじめ、

俺色の花を咲かすだろう・・・

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2008/02/07

遠くて近い夢

僕には、小さい頃からなりたい夢があった。

だけど・・・

その夢は、僕には無理だと・・・

叶わぬ夢だと思っていた。

頭から消そう、

諦めよう、

現実を見ろ、

自分の心に鍵を掛け、

だけど・・・ 消えずに揺れている心。

・・・いつまでも消えぬ夢。

嗚呼、

消えぬはずさ。

それは、運命。

それは、宿命。

それは、使命。

嗚呼、

僕の現実は、違う道に進んでいるのだと思っていた。

嗚呼、

この道の進む先にも、僕の夢に繋がる道があると悟った。

嗚呼、

今を、もっと真剣に生きてみよう。

嗚呼、

僕の夢は、そこにあったんだ。

嗚呼、

今、僕は夢に繋がっているんだ。

もう、

僕は揺らがない。

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2008/01/28

未練

まだ想っているよ。

今すぐにも逢いたいよ。


声が聞きたいよ。

寂しいよ。

辛いよ。

寂しいよ。

弱かった僕は、君を遠ざけてしまった・・・

まだ想っているよ。

今すぐにも逢いたいよ。

強くなると誓ったあの日から・・・

まだ想っているよ。

今すぐにも逢いたいよ。

少しは強くなれたかな?

まだ想っているよ。

僕が強くなれた時、また逢えるかな?


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2008/01/14

合体願望

雨を言い訳にして、

家に篭る俺には、

晴れてるからといって、

行きたい場所など

ありはしないが、


君が行きたいと言った場所には、

行くようにはしていたんだが、


君には、

僕が、

あまり乗り気じゃないのは、

バレバレで・・・


だからといって、

僕は、

君が楽しめるような場所など知らず、


むしろ、

僕は、

雨だろうが、

晴れだろうが、

雪だろうが、


家の中で、

合体したいだけなのに・・・


何故、

君には、

分からない・・・

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2007/12/24

共鳴者

僕の未来が暗闇に包まれていた頃、

君は眩しい光を放ち、

僕を導いた。


僕は、歩いた・・・光のほうへ

そこには、僕の求める未来があると信じて・・・。

人は、何かを求める時・・・

そこには、見えない波が放たれ、

共鳴する者が引き寄せられる。


僕は、寂しかった。

僕は、孤独だった。

僕は、ただ・・・

心の隙間を埋めてくれる誰かが欲しかった。


何がしたいか分からない。

何も欲しくない。

何もいらない。


僕は、ただ・・・


一時の、悦楽を求めていただけなのかもしれない。

僕と君は、ただの・・・


そう、ただの共鳴者だったんだ。


寂しさから逃れるための・・・

人は誰もが今を生き、共鳴者を引き寄せる。


だから、自分を取り戻せたとき、


本当の共鳴者に出会えるのさ・・・。


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2007/12/15

もう一人の俺へ

一つの恋が終わり、

絶望の淵で、

俺に呟く声。


「自分を愛せない奴は人を愛せない」


俺は俺を愛せてはいない。

だけど、どうやって愛せばいいのか?

自分を愛せない自分に苛立ち、更に自分を責める。

無限に続く地獄の問いに答えなど出ず。

俺は過去に縛られたまま、

現在を死んだように生き続けるのか?

俺は・・・

いや、もう一人の俺へ、

お前は、このまま終わりはしないだろ?

いっぱい、良い所があるじゃないか!


もっとお前を出せよ。

お前はお前の生きたいように生きればいいんだ。

人は人さ。


俺は、知ってるよ。

お前の良い所を。


このまま終わりじゃないだろ?

お前は!

いや、もうひとりの俺は!


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2007/11/24

失って気付くもの

気だるく歩く足には、地面を踏みしめる感覚などなく

今にも崩れそうな自分の体重を支えているのがやっとだ。

自分が自分でなくなってゆく。


俺は、君に依存していた。


籠の中に閉じ込められたように、君に支配されていた。

まるで奴隷さ。


籠の中の鳥は、自由に羽ばたきたいと思っていた。

・・・はずだったのに。


「さあ、どこへでも飛んで行け!」

と自由を手に入れたはずだったその鳥は、


孤独と不安と後悔と・・・


自由を手に入れたはずのその鳥は、


向かう先も見えず、

飛び方すら忘れてしまったようだ。

だけど、生きなくては。

この、自由という名の大空を。


飛べるさ!

俺なら!

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2007/11/10

濁った空気

空気のようになりたいと思った。

誰からも見えぬ。

だけど、

なくてはならない。


絶対的な必要性。


僕の存在になど気づかなくてもいいよ。

僕は、僕を主張したりはしない。

僕が、透明でなくなってしまうから。


傷つきたくないから、

近づかない。


近づかないから、

近寄らないで。


僕は僕でありたい。

だけど、

それが僕の主張なのだとしたら、

僕は、透明じゃない。


濁った空気なのか?


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2007/09/22

償いの痛み

君の心の声を、僕はもっと耳を澄まして

しっかりと聞いてあげればよかった。

君の笑顔の奥を、僕はもっと目を凝らして

しっかりと見てあげればよかった。

震える君の心に土足で上がり込み、

純白の絨毯に真っ黒な醜い足跡を残してしまった。

嫌がる君の心に己の欲望を擦り付け、

漆黒の宝石に粘性の汚い液体を垂らしてしまった。

後悔の過去を償う為には、

後ろを振り返り、涙を流す偽善の芝居など誰も求めぬ。

立ち止まり、反省する安息の時など俺には与えられぬ。


ただ、進むのみ。


俺に与えられた道は、懺悔の道。

俺が受けるべき、償いの罰。

俺が負うべき、償いの痛み。


あぁ、今僕は君の心の声を聞いてるよ。


もう、聞こえるはずもないのに・・・・・。

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2007/08/25

座標

俺は今、何処にいる?

俺は今、何処を彷徨っている?

俺は今、何処に向かっているんだ!?

目的地も決めず、流れに任せた航海は、

後にも先にも進むことが出来ない渦潮の流れに

引き寄せられたかのように・・・

軌道修正も出来ないところへと導かれるように漂流し、

流れ着いた場所。

そこに、お前の求めるものがあるのだと。

そこは、まさにお前の望んだ世界。

桃源郷であるはずなのに・・・

自由に生きたいと願った男は、


だだっ広い海のど真ん中で、

いかだで寝っころがり、

自由人を気取りながらも、心に開いた穴を塞ぎもせず

時間が経てば埋まるだろうと放置した男。


俺は、何処に向かおうとしていたのか?

俺は、何を目指していたのか?

俺は、何がしたいんだ?

進むべき道が見えない・・・

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2007/04/24

路地裏の迷い人

堕ちたくない・・・

堕ちたくないんだ・・・

僕は、何度も這い上がれるほど強くないから。


堕ちたくない・・・

堕ちたくないんだ・・・


今度堕ちたら這い上がれない気がするから。


堕ちたくない・・・

堕ちたくないんだ・・・


もう、堕ちたくないんだよ・・・


痛みや辛さを知れば知るほど、僕は臆病になり、
もう、痛みや辛さは味わいたくないと、冒険心を捨てた。

何もしない、ごく普通の日常が、とても素敵なんだと・・・

普通こそが、最高なんだと・・・

そう自分に言い聞かせていたんだ。

嫌われたくないから、当たり障りのない中立をあえて進んだ。


人に会うのが嫌だから、あえて路地裏を選んだ。

路地裏なら、俺は軽快に歩ける。

おもいきり走ることも出来る。

だけど、

所詮、路地裏での事さ。


僕は、何時しか路地裏から出れなくなってしまったみたいだ。


いつか・・・出れるのかな?


普通の世界へ・・・

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2007/03/19

自己愛と破壊の剣

俺は今、人間としてどのくらいの所にいるのだろうか?

世間では、もう十分大人といわれる年齢を過ぎ、


もはや大人でなくてはならない年になっているはずなのに。

コツコツと働く大人達を嘲笑い、

俺はそんな大人にはならないと思っていた。

・・・はずなのに。

そんな大人達と同じ道を、辿っている俺。


大人達を馬鹿にしていたあの頃の俺が若すぎたのか?

それとも・・・今の俺は、俺に相応しくない道を進んでいるのか?

俺は、普通とは違う特別な人種なのだと思っていた。


いや、恐らく正確には特別な人になりたいと思っていたんだ。

それとも、そんな事を考える事自体が普通ではないのか?

普通の人は、特別な人になりたいと思わないのか?

それは、ただの自己愛でしかないのか?


そんな考えすら狂気なのだと自分を責めた。

俺は所詮、凡夫なのだよ・・・と。

なれる訳が無い。

特別な人になんて・・・。

俺は、俺自身を責めた。

俺は、俺自身の狂気を殺すため。

俺は、俺自身の歪んだ心を正すため。

俺は、俺自身を破壊するため剣を刺し続けた。

俺は、俺自身を破壊し、何になったのか?


・・・分からない。


俺はどうなったんだ?

俺はどのあたりにいるんだ?

俺は普通の人にはなれたのか?

・・・普通ってなんだ?

俺は今、普通なのか?

俺は今、特別なのか?


それとも・・・普通以下なのか?


俺は、これから、何処へ向かえばいいのか?


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2006/12/17

目標の無い道を彷徨う

またか・・・

この敗北感・・・

安定という名の妥協に甘んじながらも、
いつか、この首に繋がれた鎖を引き千切り、
俺の進むべき道へと飛び出せると・・・

俺は、
俺の力はこんなもんじゃないんだと・・・

そう思いながらも、
いつしか俺は、羽根の使い方を忘れてしまった
鳥のように、
籠の中の生活に慣れすぎてしまったようだ。

ある人が俺にこう言った。
「お前は一生ここから出られない人間だよ」

そうかもしれない。
だけど・・・

このまま終わりたくはない。
こんな気持ちのままでは・・・

・・・偶然入ったバーにいた男。

その店のマスター。
それは、中学時代の同級生だった。

何年間かの東京での修行の後、
地元に戻ってきて自分の店を持てたという。

おめでとう・・・と思う。
がんばれ・・・と思う。

しかし、本心は悔しいと思っている。

目標に向かって進んできたあいつ。

俺が進んできた道の先には、俺の夢は無い。

俺の進む道は、目標へと続いてはいない。


それでも進むのか?

安定という、見えない安心を言い訳にしながら・・・


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2006/11/23

あの頃・・・そして今。

あの頃の俺は、

真赤な血が濁る事なんてあるはずがないと・・・

そう、思っていた。


人というものを、

人間の本性というものを、

何も知らずに生きていたんだ。


自由という名の無法地帯に、日毎に汚れていく君は
下品な笑みで俺を誘う。

体中を流れる血が粘性を帯び、足元から凝固し始める感覚。

混ざりたくない・・・

濁りたくない・・・

この拒否反応が、俺の理性が残っている僅かな証なのに。


毒は徐々に身体を蝕み、

やがて、理性を削り取っていく。


もういやだ・・・

この苦しみから、解放してくれ!

ならば・・・


俺は、毒を受け入れた。


あの頃の俺には、

選択肢は2つしかなかった。


受け入れるか

それとも、

この世から消えてしまうか・・・

俺は、今も生きている。
しかし、心の傷は今も癒えてはいない。
それどころか、呪縛のように今も絡みつき
俺に囁くんだ・・・

「お前は弱虫だ」と・・・


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2006/10/14

破滅の思考

”頭が良くなりたい!!”

そう思った。

じゃあ頭がいい人ってどんな人?

そう思った。

常に先を読んで行動できる人!

そう思った。

だから・・・

そう心掛けて、俺は行動するようになった。

お金がないと将来困ると思った。

だから・・・

遊ぶのをやめた。
趣味を捨てた。
友人との付き合いを減らした。

貯金が増えるほど、俺から笑顔が減っていった。

そして、
激しい孤独感と不安が俺の胸を締め付ける。

週末の夜に、週明けの事を考え気が滅入る。
嘘と知りつつ魅惑の世界に金を捨てる。
幻と知りつつ快楽の世界に溺れる。

この世は嘘か幻か?

竜宮城を求めた男は、海の彼方に見える幻想に惹かれ
幻の桃源郷に辿り着く頃には、人生残り僅か。
そして、向こうの世界に続く川を歩きながら思うのさ。


この川の向こうには、俺の求める世界があると・・・。

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2006/09/29

逃げる!何処へ?・・・夢の中。

森の中を逃げる。
ひたすら逃げる。
後ろには、猛獣の気配が直ぐそこまで迫っている。

止まれば、俺は間違いなく食い千切られる。
しかし、逃げ切れるのか?
どこまで走り続けられるのか?

”今は、体力の続く限り逃げ続けるんだ!!”

猛獣を撒くため右へ左へと走る。
それでも、直ぐ後ろの気配は消えることは無い。

もう限界だ!!と思う。
しかし、止まる事は恐ろしい。

もしかしたら、俺を襲ったりしないんじゃないか?
甘い考えが頭をよぎる。

・・・ありえない。

走り続けた。
そして辿り着いた目の前には・・・崖だ。
下には川が流れている。

止まれば喰われる!

生き延びる可能性は飛び降りるしかない。

飛べ!
飛ぶんだ俺!!

しかし、飛べない俺は立ち止まってしまう。
そして・・・


そんな夢をよく見る。
俺は、何から逃げているのか?
現実か?
俺は?今の現実の苦しさから逃げたいのか?

そして、夢ですら生きることを諦めてしまうとは・・・。


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2006/09/13

俺は”選ばれし者”じゃないのか?

誰しもが自分は特別な人間・・・
つまり、
”選ばれし者”だと考えている。


高校を卒業し、特に何かやりたい事があったわけではなかったので地元の企業に就職した。
しかし、これが俺の道だとは思っていなかった・・・。

来るべき時に、俺の進むべき道は照らし出され、
その道は、俺を迎え入れるかのように才能を開花させ、
一生をかけて情熱を注ぐに相応しい魅力的な仕事。

そんな、仕事に巡り合える事が当たり前のように思っていた。
その為に、今は身を潜めているだけなんだと・・・

しかし、そんな俺の道は見えぬまま早10年以上も経ち、
沼の奥底に沈んだ龍は、もはや昇り龍になる事はないのか?


いいのか?俺の進む道は。

やりたいのか?今の仕事を。

続けたいのか?今の仕事を。

いいのか?こんな気持ちで。

本当にいいのか?嫌いなのに。

続けられるか?こんな気持ちで。

違うんじゃないか?俺の進む道は。

焦りは、俺を迷わせる。
しかし、伏龍は”今はまだその時ではない”と俺を静める。


いいんじゃないか?今のままでも。

見えているのか?俺の進む道は。

早いほうがいいぞ?夢を追うなら。

俺にあるのか?優れた才能が。

俺には無いのか?優れた才能なんて。

迷いは俺を逃げへと誘う。
”今のままでも十分幸せだよ”と・・・。


チャンスは来るのか?今のままでも。

チャンスは来るのか?待ってるだけでも。

チャンスは来ないか?今のままでは。

チャンスは来ないか?待ってるだけでは。


人は誰しもが”選ばれし者”だと考えている。

しかし、その道を切り開くのも自分自身なんだ!!

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2006/07/30

何処に向かって生きるか?

つらい時、落ち込んでいる時
楽しかった学生時代を思い出す。

”あーあ、学生時代に戻りたいなー”

そんな事を考えている時は大抵落ち込んでいる時だ。

”高校3年に戻って就職じゃなく進学を選んでいれば・・・”
なんて、上司に叱られた時に思ったり。

”バレンタインデーで告白されて「ごめん」て断ったあの時、「いいよ」って言ってれば・・・”
なんて、夜、一人の時に思ったり。


ふと、思ったりする。

そして、その後さらにこう思うんだ。

”今の記憶と経験を残したままであの頃に戻りたい”
って。


すっかり、逃げの思考が染み付いてしまっている。
現実から逃避し、後ろばかりを振り返る。

”いいのか?、このままで・・・”と思う。

しかし、
”がんばれば、この先いい事があるのか?”とも思う。

ノーと言わせない体制に追い詰められる心と体。
年月を重ねるごとに積み上げられる重圧と責務。

未来に明るい光が見えない俺は・・・
何処に向かって生きていけばいいのか?


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俺の中の狂気

いつからだろう・・・
俺の目に人の欠点ばかりが映るようになったのは。

いつからだろう・・・
俺の目に人の嫌な所ばかりが映るようになったのは。

いつからだろう・・・
テレビの中の殺人者に、”お前なんか死んでしまえ”と
思うようになったのは。

毎日、テレビでは殺人のニュースが途切れることなく起こっている。
身内を殺したり、自分と何も関係ない人を殺したり・・・
人間とはそんな恐ろしい生き物なのか?

仕事や人間関係でストレスは多い。
時々、抑えきれずに爆発しそうになる。
何とか理性で抑えた安心感と、次は抑え切れるのか?という不安・・・


俺の中にも殺人者と同じ狂気が眠っているのか?
俺もテレビの中の殺人者と同類なのか?

俺に近づくな!
俺の中に眠る狂気が大きくならないように。

俺に近づくな!
俺の中のリミッターが外れないように。

俺に近づくな!
俺が俺でなくならないように・・・。

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